8月の発表会で初めて、童謡ハッピートレーニングのコーナーを設け、会場の皆さんと一緒に行いました。普段のレッスンの中でも個別、または時間の前後の友達と毎月変わった童謡で行っています。これは、童謡を歌いながら左右の手違う動きをしたり、一本指ずつ動かしたり、体を使って手足違う動きをしたり、とピアノを弾く上で必要な、左右、手足違う動きを瞬時に・連続して動かす、といった動きをしやすくするための手指と脳を繋いでいくトレーニングです。同時に歌うことで、固まらずに緊張をほぐし、脱力をすることができます。生徒さんたちは、教室でもやっているので慣れていますが、保護者の皆様はなかなか思うようにいかず、苦戦したようです。できなくても大丈夫、何度でも挑戦し、笑って楽しく続けることが大切です。この童謡ハッピートレーニング、通称ハピトレを実際に見ていただくことができ、教室で行う『弾かないピアノレッスン』をお伝えできたことを嬉しく思います。大人の方には、認知症予防にも役立っていきます。
